「営業の車は、なぜ高速道路でブッ飛ばすのか」

高速道路を走ってると、白いプロボックスやADバンに追い越し車線をブチ抜かれることが、よくある。
それも、かなりの速度域でだ。

なぜだか知らないが、会社にある「営業の車」を運転すると、猛烈な速度を出す社員がいるみたい。

「こんな早く仕事をこなしました!」と上司に報告するために、法定速度を大幅に超えてぶっ飛ばすのか。
ストレスだらけの職場の中で、少しでもスリルやスピード感といったものをゲーム感覚で感じたいのか。
横に乗せている新人社員に対して「俺はこんなにスピードを出す度胸があるんだぞ」と思わせ、先輩として尊敬されたいのか。

どうかは知らないが、とにかくプロボックスADバンは、高速道路でアホみたいに飛ばす。

しかし、「車の性能」という観点からこれらの車を見た場合、決してスポーツ性能が高いわけではない。むしろ、低い。

まず、タイヤが細い。しかも安くて長持ちする純正タイヤを履かせてある。普通に走るなら問題無いが、高速コーナリングでのグリップ、または雨天時のグリップは明らかに弱い。

次にブレーキ。速く走るスポーツカーのような車は、とにかくブレーキシステムがしっかり作ってある。ポルシェのブレーキディスクの大きさは、スピードが出ることに対して安全に止まれることに十分な性能があることを物語っている。
しかし、プロボックスやADバンのブレーキは前輪は普通の小さなディスクで、後輪はドラム。普通に走るなら問題無いが、スポーツ走行には向いていないので無理に止まることは難しい

全体的にギア比も低めなので、町中でストップ&ゴーで走るにはそこそこキビキビ走るが、100キロを超えたらエンジンの回転は異様に上がり、燃費は極悪になる。

それでも高速道路でぶっ飛ばすモーレツ系営業社員は絶対減らないだろうと思われる。
燃費が極悪でもガソリン代は会社の経費だし。

近年、プロボックスは営業の「現場の声」を取り入れて、車の中でも快適に「仕事」ができるように改良されたが、こういった高速道路でやたらぶっ飛ばすモーレツ営業社員の声みたいなのは全く反映されていない。

せめてタイヤとブレーキくらいはもう少しマシな仕様にしないと、モーレツ営業社員が無茶して死んじゃう!
YOSHIKIが死んじゃう!

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