3年くらい前から、台湾と交流が始まり、今でも続いている。
いわゆる普通に、ハワイとかにサラっと行くだけのような「ただの海外旅行」だと一過性のものなので、行って帰ってきたらそれで終わり。そうじゃなくて、せっかく音楽というコミュニケーションのツールがあるのだから、最大限に使って交流したいと思っている。
おそらく、興味や関心の薄い人からは「バブルBは台湾にかぶれている」と思われているのだろう。「あ?あ、またわけのわかんない海外のことか」とスルーされる。何かが実現して、かなり面白い状況となっていても、海外であるというだけでとたんにスルーする人は一定数存在する。仕方がない、そういう物なんだろう。
それでも何か形にしたいと思い、新しい刺激も欲しく、失敗してもいいのでやってみたいという何かがあって、偶然の出会いから始まって必然の流れが出来れば、どう動けば良いかも見えてくる。動いていない者には決して見えない。「かぶれてるな?」と静観されて、一切の関わりもなく終わるのみ。
もう一つ。去年起業してから、紆余曲折あったけれど、iPhoneアプリケーションという事業領域でしばらく腹をくくってみることにしている。でもご存じの通り日本ではiPhoneが売れていない。なぜ売れてないのかは知らないが。
以前出した「サムライチェス」というアプリはゲームで4位、総合でも11位に入ったが、それは日本国内のランキングなので、本数的には寂しいことこの上ない。ぶっちゃけ、国内だけやってては赤字。やってても仕方がない。
だから積極的に海外に出て行く必要があり、特に日本の30?50倍は市場がある北米で何とかしないといけない。台湾と音楽で遊ぶとかそういう次元を超えて、食っていくために嫌でも海外の壁は乗り越えないといけなくなった。
先週までサンフランシスコで開催されていた2009年のMacworld Expoに、去年出来たばっかりの新米の会社だけども、幸運にもプレゼンの機会を与えられたので、社長が一人乗り込んでいった。日本で最も攻めている会社はユビキタスエンタテイメントという所。知らない人は全く知らない会社だろうと思うが、とにかく知的な刺激をいつも与えてくれる素晴らしい会社。ユビキタスさんの攻めの行動力で、Macexpoにブースを持った唯一の日本企業。そのブースと、Movable Typeの会社であるSixApartさんのブースにて、僕らの会社がプレゼンテーションできる場が与えられたのは幸運以外の何者でもなく、でも用意する時間も少なく、急ピッチでスクリプトや販促品を作りまくり、そしてプレゼンも無事完了。メディア向けのものなので、プレゼン後に一気に売り上げが上がるとかそういう物ではないが、色んな作戦が功を奏し、まずはインパクトを与えることが出来、ある程度北米のメディアやベンチャー(ファイル共有で去年最もセンセーショナルだったDropboxさんとも)企業ともつながりが出来た。もちろんApple incとも。これはプライスレス。
それでも、海外というだけで「何の事やら…!?」と思われるかも知れない。思う人もいるかも知れない。「単純に凄いと思う」という漠然とした感想以上の感想は得られないかも知れないし、「かぶれてるな?」と呆れ半分で思っている人もいると思う。
海外というだけでなぜか萎縮して無言になり、想像上の世界になって思考停止するのではなくて、自分がマイナーな事に手を染めているのであればそれをさっさと自覚し、その輪を大きくしたいのであれば国内の興味のない人たちに無理矢理勧めたりとか、数やればそのうち…という感覚でダラダラやるのではなく、世界中のマイナー好きの者にアピールすることが肝要なのではないのかと思っているだけです。
自分のやっている事は少数派であり、先進的でトンがっているけれど万人受けするものでは無かったり、日本人にとって当たり前すぎる普遍性のあるものでスルーされがちなものだったりする場合は、積極的に海外に攻めていくべきだと思います。
身内で集まるのは楽で楽しいし、海外と言うだけでヒく人はいるし、英語の壁と文化の壁もあるけれど、チャレンジする人はチャレンジしているし、ちょっとの成功を収めるだけでもそれがあるのと無いのとではその後の展開が全然違ったりするし。
海外の文化をインポートするだけではなく、もっとエクスポートしても良いのではないかと強く思います。
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