すぐに物を無くすズボラな人向け旅に持って行くものガイド

  • 2019.02.14
すぐに物を無くすズボラな人向け旅に持って行くものガイド

「そんな装備で大丈夫か?」と言われ

旅に出る時、どんな荷物をどれだけの量で、どのように持って行くか?

パッキングには人それぞれ個性が出ます。

自分はといえば、極力何も持って行かずに極限まで身軽で行く、というスタイルです。

何せ、物を無くします。
持って行くのを忘れます。
持って行ったら置き忘れて帰ります。
そもそも何を持って行ったか忘れます。

それは性分なんです。注意が足りない人生なんです。
なので、物は極力少なめにするのが自分に最適なんです。

そんな感じでどこに行くにも、例え海外に行くにもリュック一つで行くので、よく
「えっ、そんな軽装で飛行機に乗ってきたの?」
と言われます。

しかしそれは自分をよく知った上でのスタイルなので、進化させることはあれど、スタイルを変えることはありません。
そんな自分の旅スタイルを書いてみたいと思います。

スーツケースを否定するところから始まる

空港を歩いていると、かなり多くの人がスーツケースをゴロゴロと転がしているのを目にします。
日本人も外国人も皆、スーツケースありきで移動しています。

それを見ると、
「一体何をそんなに持って行くの?」
と思ってしまいます。

旅先でちょっと特殊なアクティビティをする…

例えば、山に登って山頂でカレーライスを作るとか、断崖絶壁の所からドローンを飛ばして撮影するとか、コンビニはおろか電気も水道も無いような場所に行って何日間も野宿するとかであれば、それ相応の道具が必要になると思うんで、スーツケースは必要だと思います。

でも、ほとんどの人は先進国のインフラが整った都市に行き、ホテルなどの宿泊施設にステイするわけです。
そこには、必要最低限のアメニティは揃っています。

それでも1週間くらい滞在するのであれば色々な着替えや買い物もするでしょうから、スーツケースくらいの容量がある方が良いと思いますが、2泊や3泊程度だとスーツケースは正直邪魔だと思ってます。

スーツケースがあることのデメリットは、飛行機に乗る時もチェックイン時にいちいちカウンターに並んで荷物を預け、到着時にもベルトコンベアーで運ばれてくるのを待たねばならない…ということ以上に、「それを引きずりながら長距離歩けない」ということに尽きます。

空港や駅のように床がツルツルでエレベーターやエスカレーターが当たり前の場所ではゴロゴロ転がすには都合が良いのですが、ちょっと地方に出かけると道はボコボコだし、歩道の段差もいっぱいあるし、駅にエレベーターやエスカレーターがあるとは限りません。

そういう場所でのスーツケースは、単なる筋トレの道具になってしまいますよね。

「移動する時はコインロッカーなどに預ければよい」
「ホテルのフロントに預ければよい」

そういう手段もあるのですが、そうすると、預けた場所に必ず戻ってくることを前提とした旅程を組むことが前提になってきます。
「ずっとA地点にステイして、その周辺だけを観光する」のならともかく、「A地点で宿泊し、B地点に寄って、C地点で宿泊し、D地点に寄って帰宅する」ような旅程の場合、いちいちどこかに預けるのは非常に効率が悪いのです。

なので、自由な旅程を組みたければ、荷物は極力コンパクトにして全てを持ち運び、両手を塞がないようにするのが理想です。

結局、これだけあれば十分

それはどういうスタイルなのか?ということですが、順を追って書いていきます。

荷物を入れるものはリュックサックです。
様々な容量のもの、そしてデザインに寄せた物から機能性に寄せた物までいろいろあります。
デイパックとしてデイリーユース向けに販売されているものは容量が25Lより少ないことが多く、それよりは少し大きめなものを選ぶのが良いでしょう。

そして機能性もしっかり考えておく方が後々楽になります。
どんな機能性が必要か?といえば、

・ペットボトルホルダーがある
・モバイルバッテリーを入れるためのポケットがある
・ノートPCを入れるためのポケットがある
・貴重品や薬などを入れるための小さなポケットがある

といった所です。
そう考えると、この商品なんかは旅リュックとして優秀でしょう。

33Lの容量で少なからず多からず、両サイドにはポケット、中にもポケットがあり、機能性はかなり十分。

自分の場合、中に入れる物はこんな感じです。

・日数分の着替え (Tシャツ、パンツ、靴下)
・気分を変えたければ上着の替えも
・フェイスタオル1枚
・歯ブラシセット
・カミソリ
・ノートPC
・ノートPCのACアダプタ
・モバイルバッテリー
・USB充電器
・Lightningケーブル
・micro USBケーブル
・デジタルカメラ
・FlashAir
・ヘッドホン
・Bluetoothレシーバ
・頭痛薬、下痢止め

「おいおい、結構たくさん持って行ってるじゃないか!」

って感じのリストになってますが、それぞれそんなに大きく&重くないような物ばかりなのでかなり余裕です。

物紹介リスト

まず

日数分の着替え (Tシャツ、パンツ、靴下)

これはまあ家にあるやつを…といったらそれまでですが、ポイントとしては、同じ色・柄のTシャツや靴下を持って行かないというのが良いです。

なぜかというと、1日目着て汗を吸って、それをまたリュックの中にしまって2日目が始まり、2日目が終わると2日目の汗を吸ったものをしまって3日目が始まるわけですが、3日目の時に、「これは洗濯したばかりのものか、着たものなのか」が混合する事があるんです。

着た物はビニール袋などに入れてリュックの中で分けることで回避出来ますが、ふとしたことでビニール袋の口が開き、靴下がリュックの中で迷子になることがあったりすので、やはり3日セットは1日ごとに色や柄が違うものを揃えて持って行った方が良いでしょう。

ちなみに下着としてのTシャツは、ユナイテッドアスレの7.1オンスのちょっと厚手のものを愛用しています。

フェイスタオル1枚

突然何かで濡れたといった緊急ユース用に、フェイスタオルが1枚あると助かります。
もしくは、アメティが一切無いようなガチ露天風呂を攻めたい時には必須です。

ちゃんと施設になってるような温泉に行く時は、その温泉ロゴの入ったフェイスタオルをお土産代わりに買いたいということもありますが、そういうのがある場所ばかりではないので、フェイスタオルがあると助かります。
そしてセットでビニール袋もあると良いでしょう。それは温泉後の濡れたタオルをリュックに再び入れるためです。

こういう無人の露天風呂のことです
最高の泉質

歯ブラシセット

宿泊先がホテルだと歯ブラシは用意されてますが、ゲストハウスやカプセルホテルだと微妙です。無い場合も結構あります。
まあコンビニで買えば良い…と言ってしまえば終わりですが、こういう使い捨て歯ブラシ(歯磨き粉付き)のものを常備しておいて、歯ブラシが無さそうな旅先に行く時に持って行くと便利です。しかし100本、多い!そんなにいらん!

カミソリ

男ならヒゲが伸びます。頭髪は薄くなるくせに髭だけはたくましいままです。トホホ。
無精髭が伸びて顎周りがザラザラになる感じが嫌なので、髭を剃る手段が必要です。

これもホテルだとカミソリが常備されていたりしますが、ゲストハウスやカプセルホテルには無い場合もあるので、自前で常備するに越したことはないでしょう。
ちなみに電気シェーバーは重くなるのでお勧めしません。

でも安いホテルにあるようなカミソリだとチープな2枚刃のことがほとんどで、切れ味が悪くてだいたい血が出ます
なので、シックの5枚刃というちょっと良い感じのやつを持ち歩くと、血が出ないのでお勧めです。

ノートPC

これはまあ人それぞれと言うしかないところですが、自分がノートPCに求めるのは軽さと丈夫さと小ささで、そこにキーボードの打ちやすさも加わって、すっかりThinkPadの愛用者です。
特にA4サイズのXシリーズが大きさ・重さ的にもグッド。まあ、ちょっと重めではありますが。
ACアダプタは絶対忘れずに。

旅先でテキストを書いたりすることが多い(はかどる)ので、伝統的にタイピングが快適なThinkPadが良いです。
使ってるのはX240という6年も前の機種で、パーツやバッテリーを交換しつつ、DJユースにもメインで使ってます。
今は後継機種が出てます。

文章打ちまくったりしないよ、って人はタブレットでも十分かと思います。むしろタブレットの方が良いでしょう。

ちなみに空港の保安検査場では、ノートPCを取り出すように言われます。
そういう時、リュックにノートPCが入るポケットがあると、出し入れがスムーズで助かります。

モバイルバッテリー

移動中のスマホやタブレットの充電に必須なのがモバイルバッテリーです。
様々な大きさ、容量、機能がありますが、これを使ってます。
…と紹介しようと思ったら既に販売してなかったので、機能的に近いやつを。

Xnuoyo モバイルバッテリー 20000mah

容量は20000mAhあり、iPhoneなら3~4回は満充電できる感じです。そのかわり20000もあるのでズシっと重いです。

機能としての特徴は、出力の2.1AのUSB端子が2ポート、そして入力にLightning端子とmicroUSB端子の両方を備えているところでしょうか。

特に入力にこの2種類を備えていると(特にiPhoneユーザーには)何かと便利で、iPhone、デジタルカメラ、USB充電器、モバイルバッテリーを持っている場合、そこにはLightningケーブルとmicroUSBケーブルの2本を持ち歩くことになりますが、Lightningケーブルの片方はUSB充電器からiPhoneを充電、片方はUSB充電器からモバイルバッテリーを充電、ということが出来ます。
そして充電が完了し、今度はデジタルカメラの充電のためにモバイルバッテリーからmicroUSBで充電、iPhoneの充電のためにモバイルバッテリーからLightningで充電、といった感じで同時に使えて取り回しも自由なので、入力端子が2系統あると結構助かります。

USB充電器

最近はUSB充電器とモバイルバッテリーが合体したやつなんかもあって、それがあれば良いじゃないかとも思いますが、あんまり容量も無いので、USB充電器を別に持ち歩く方が心強いです。
まあ2泊3日程度であれば20000mAhのモバイルバッテリーだけでしのげますが、一応。

これ良いですね。小さいし、2ポートあるし、折りたためるし。こういうのが1つあれば十分です。

Lightningケーブル、micro USBケーブル

ケーブルは、使ってるうちに断線する消耗品。そしていつの間にか無くしてるもの。
今まで何本、断線したか。そして何本、無くしたか…(それは自分のズボラな性格に起因)

そう心がけて、安物なのに妙に丈夫なやつを探し求め、常にストックしています。

Lighrningケーブルはこれにたどり着きました。

こいつお勧めです。ケーブルが丈夫そうで、3本入りで、その長さの組み合わせは1.2m + 1.2m + 1.8mという変則的なもの。
そしてコネクタ部に白LEDが埋め込んであり、通電すると光ります。

旅用に持ち運ぶのであれば1.2mもあれば十分で、逆に1.8mのケーブルは持てあまします。

microUSBケーブルならこいつです。これも丈夫っぽいです。

旅先でケーブル類を忘れ、コンビニで買おうとしたら、クソみたいな安っぽいケーブルが1500円なんて値段で売られており、泣く泣く買ったという悲しい経験はもう終わりにしましょう。終わりにしたい、俺よ。

デジタルカメラ

スマホのカメラ性能も随分上がってきたので、カメラはそれだけで良いという人も多いと思います。
特にHUAWEI P20 Proのカメラは素晴らしいですね。
それでも、専用のデジカメで撮る写真はやっぱり良いと思います。

そんな時代に、あえてカメラを持って行くならば、旅カメラは何が良いか?
これは写真にどこまでの比重を置くか、で大きく変わってきます。

色々なレンズを持ち歩いてガチな写真を撮るぜイェー!という人なら一眼レフとレンズを数本持ち歩くでしょう。
ただしリュックサック一つにパッキングすることは無理になります。

撮れる写真のクオリティはある程度欲しいけど、とにかく小さく、軽いやつが良い。ということで、SONY RX100(初代)をずっと愛用しています。

ソニーのRX100シリーズは名機と言われており、現在RX100 mark VIというものまで発売されてますが、並行してこの初代も売られてます。
そのおかげか、初代は4万円くらいで購入できるので、コストパフォーマンスが最高なんです。

ここ数年で撮影した写真のほとんどはこいつで撮ってますが、画質には大満足してます。

設定を詰めることが面白いカメラだけにちょっと神経質な部分もあり、コツを掴むまで時間がかかりましたが、それもカメラの面白い部分でしょう。

なにより、microUSB端子でそのまま充電出来るので、カメラ用の充電器を持ち運ぶ必要が無いのが旅向きです。

弱点としてはWifiがないことくらい。それはこれで解決してます。

FlashAir

これがあればどんなカメラでもWifi対応となります。
スマホの専用アプリと接続して、撮った写真をすぐにスマホに転送できます。

デメリットとしてはちょっとバッテリーを食ってしまうところでしょうか。
それでも十分です。

ヘッドホン

旅先でも音楽聴きたい。できれば良い音で聴きたい。

ということで、愛用しているのはこれです。

永遠の定番KOSSのPorta Pro。もう、10台以上買ってます。
この音質でなければ満足できない耳になってしまいました。

激しく音漏れするのが難点ですが、何よりガッツのある低域が気持ち良いのです。

iPhoneにヘッドホン端子が消えて久しいので、Bluetoothレシーバと合わせて使う必要があります。

ちなみに最近Bluetoothモデルも出ましたが、1万円以上します。

これはお勧めしません。なぜならPorta Proは結構ヤワい構造をしていて、イヤーパッド部のプラスチックもある日突然パキッと割れたりします。ケーブル類も弱くてナヨナヨです。スポンジなんかすぐにボロボロになります。

ので、安い本体を消耗品として買ってBluetoothレシーバと合わせて持ち歩くと良いでしょう。ちょっと荷物になりますが…

Bluetoothレシーバ

AACとかAPT-Xなど色々な高音質コーデック対応のものがありますが、使ってるのはこれです。

高音質コーデックには何も対応してないけど、めちゃめちゃ軽くて安い。そして音質も全然問題無いと感じます。
AACとかAPT-Xとかほんとに必要?みたいな。バッテリーも結構持ってくれます。

まあ、これじゃなくても良いと思うんですけど、安い割にかなりしっかり鳴ってくれるよ、と思います。

頭痛薬、下痢止め

常備薬、役立ちますよ!
特に頭痛薬と下痢止めは、何かあった時の強い味方になります。

頭痛薬はいつもロキソニンを何錠か持ち歩いています。意味も無くボンヤリと頭痛がすることもあるのですが、そんな時に飲むとテキメンです。
ちょっと胃に厳しいので、これが良いでしょう。

そして下痢止め。
生牡蠣を食べて調子が…とか、下痢は突然襲ってきます。ゲリラです(下痢だけに)。
そんな時はこれに助けられました。

ストッパ。これ、めちゃくちゃ飲みやすくて、しかも飲む時に水も必要無いんです。そこが良いですね。
ラムネみたいな味がするので、お菓子代わりに飲みたくなります。だめです。

そんな感じでパッキングをして…

以上です。十分リュックサックに入る量ですね。
これら全部入れて、重さにして4キロくらいでしょうか。
リュックも33Lもあれば結構ガバガバになるので、お土産も問題無く持ち帰れます。

これ以上持ち歩くとすれば、読みたい本くらいでしょうか。
本もKindleなどの電子図書リーダーアプリで読めるようにしておくと荷物になりません。
(むしろリュックに紙の本を放り込むと傷むことが多いので持って行きたくない)

もし旅の途中で土砂降りに遭ったりすれば、近くのコンビニで500円のビニール傘を買えば良いのです。
コンビニが無いような所に行くのであれば折りたたみ傘を持って行くくらいで。

Tシャツなども荷物を減らすことを考えれば、もうボロボロになって捨てる直前のものを持って行き、着終わったらホテルに捨てて、荷物を軽くしていくという手段もあります。

こんな感じで最低限の軽量パッキングをすれば、街の中を歩いて行きたい所に行くという時にフットワークが軽いですよ!

対馬にて、ここから韓国が見えるらしい