博多・山口・鳥取旅行記
2000.9.9〜9.10
やっとこさ取れた夏休み、しかも18きっぷ最終日を狙って行って来ました。当初は下関で折り返して山陽・山陰を1周という計画だったのを、博多で屋台で長浜ラーメンが食いたいよ、というのと、とあるちょっとばかり鉄オタ欲チックな都合(汗)により変更して、まず山陽で博多まで出る、そして次の日は小郡まで行き、山口線で山陰に抜ける、そのまま嵯峨野線などで京都に帰ってくるという計画だったのですが・・・
実は私、前日9/8の晩に新宿ロフトの方でライブやっとりまして、しかも風邪ひいててルルとユンケルでゴマカシ状態で、体調がかなり心配だったけど、シンペイ(ツレ)との約束「9:30に新大阪で」はとりあえず守れた。朝一番の新幹線に乗って。しかし肝心のシンペイ(ツレ)は寝坊とかで1時間遅刻、その後も金をおろすとか言って駅を出て、なんか梅田の曾根崎あたりの商店街をうろちょろして「東海銀行」を探して金をおろしてる間にあっというまに11時・・・ おいおい、18きっぷで行くんだったら乗り継ぎ全然間に合わねぇんじぇネェ〜かな、と思いつつ、いや、やはり時刻表見る限り全然間に合わなくて、結局姫路まで行って岡山まで新幹線乗ってしまいました。18きっぷの意味ねぇ〜。
広島あたり、超ド田舎路線(いやほんとにずっと山の中とか)で、雨とかザーザー降ってくるしどんどん不安になりながらも、21時30分頃やっとこさ博多に到着。しかし広島から下関まで長かった!!

雨降ってるから傘を・・・
安いビジネスホテルを探し、何軒かまわり、ツインで9000円だかのところにチェックイン。よく寝られそうだったのだが・・・

ホテル着いたぜ
休む間もなく夜の博多へ!! もちろん目当てはラーメン。終電の早い地下鉄に乗り込み、中洲川端か天神かどちらで降りるか迷ったけど天神まで乗る。そしてちょっと歩くと、もう一気に屋台・屋台・・・
人がたくさん並んでいてうまそうだった「一竜」てな店に10分くらいならび、ラーメン1杯700円。なにもいわずにラーメン、これイコールとんこつだ。すごいおいしいチャーシューと、コクのあるスープと極細麺が最高でした。博多で食う、屋台で食うってのも良かったなあ。
食べた後は飲みに行こうと居酒屋へ。6人くらいしか入れないすごい狭いところに。入ってちょっとおちついたら、となりのおじさんが「どこから来たと?」と話を。なんだかよく覚えてないけどオッパイだとかそんな話を3時頃までしていた覚えが(汗)。異様に楽しかったなあ。
次の日の予定は朝5時起き(汗)だったので、飲み終わったらタクシー捕まえていそいでホテルに戻ろうとするも、言い間違えたか何かで、西鉄福岡駅でおろされて、全然場所分からず困るというハメに。(汗) うろうろしても全然博多駅は無いので、もう一度タクシー捕まえて博多まで戻る。寝たのは4時前、1時間ちょいとかで起きないと駄目(笑)
なぜか? というと、行く電車の中で発見した(事前にネットとかで読んだけど)のがあって、日本で唯一、ディーゼルの機関車が引っ張る普通電車(電車じゃなくて、ブルートレインなどと同じ仕組みの客車だね)なんてのが1日1往復、福岡近辺、正確に言うと「筑豊線」というところを走っていて、それが朝早くて、そいつに乗るためにわざわざ睡眠時間を1時間にしたのだった(汗)

眠い@朝6時過ぎ 博多から折尾まで向かう途中
そしてしばらくして、 例の列車に乗り換える駅である「折尾」に到着」。不規則な駅の構造でアナーキー。6番ホームはなぜかバスのロータリーの向こう側にあったりして最初焦った。パン屋でパンを買う。
ローカル線らしいさびれたホーム。しばらく待ってると・・・

来た!!! あれは・・・

昔の国鉄のニオイな車両に乗るぜ
客車らしく、停車・発車するたびにガクンと衝撃がある。もちろんエンジンの音もモーターの音もしないので、信じられないくらい静かだ。乗り心地もすごくいい。
この客車は通称「レッドトレイン」とか呼ばれてるらしく、かつては全国を走っていた。蒸気機関車時代の名残というか、急にディーゼルカーだとか電車だとか用意できないので、こういう形で走っていたのだろう。実家のある滋賀にも、草津線というローカル線があって、京都から三重県の柘植まで、10年ちょい前くらいまでコイツが毎日走っていた。実は乗ったことあるのであった。しかし観光列車とかじゃなくて、素でこういうのが2000年の今でも走っているのはすごいと思うのだった。日本唯一、1日1往復(笑)
途中、スペースワールドとか八幡製鉄所とかの横を通り、すごいスピードとか加速の遅いこの列車は、8時頃に下関に到着した。


地元の人から見たら、普通列車の写真を撮ってるだけという(汗)
しかしこの機関車、この駅とエラく雰囲気が合ってるのだった

朝の門司駅
そしてここから先はというと、あれに乗りたい、「SLやまぐち号」、ご存じだろうか? 山口線という超ローカル線を走る、蒸気機関車である(汗) これは完全に観光車両で、予約が必要だったが、難なく予約成功した。
出発する小郡駅まで行き、駅前のコンビニでおでんとか買って(汗)、出ようとしたらSLのシュポーって音がでっかい音で聞こえたので、さっそく乗りに行くのだった!

C57 1っていう機関車 貴婦人というニックネームだ


SLってすごいよ、本当に

そして車内に乗り込み、指定席へと。我々の席は「大正風」・・・。この「やまぐち号」には、1両ごとに「明治風」「大正風」「昭和風」「欧風」「展望車」とバラエティーに富んでおり、それぞれ内装、外装ともに違うという凝りようなのだった。やや、わざとらしい感じもするが、何もないプレーンな車両よりは全然楽しいだろうと思う。

水野晴夫先生が乗ってそうだな。「戦争は、ぜったいに・・・」って
いやあこの列車が最高で! 走る路線の景色の良さも絶品で。一番後ろの展望台からの眺めもすごい良かった。これ乗るためだけに山口まで来ても良いと思う。



通った線路の後に煙りだけ残る
煙はなんか燃えカスみたいなのを含んでいて、そのカスがたまに目に入る

途中、何カ所か駅で休憩できる
そしてSLは終点の津和野に到着、そこから時間をかせぐ(つうかその日のうちに帰るために)特急「おき」に乗り、睡眠不足を一気に解消する。 ・・・中略・・・
米子に着き、ちょっと駅を降りる。なんか駅前で変なおやじが逆立ちとか大車輪とかしてる(汗)
そしてまた普通に鳥取まで向かい、乗り換えて浜坂、豊岡と行こうとするが、浜坂まで行く途中でついに大雨! 列車は20km/hくらいでのろのろ運転、1時間ほど遅れて浜坂に到着するも、それ以降の列車はすべて「雨のために運転見合わせしています。」、って、おいおい、シンペイ(ツレ)は次の日会社(俺は夏休み)、土日にどこ行ってんねん、と行ってるまもなく、ド田舎、浜坂にて足止めを食らう。駅前はコンビニしかない。
ちょうど同じ車両に乗っていた人で足止め食らった人が、立ち往生をしてる俺らに「足止め食らいましたかー、どこから来たんですか?」と。しばらく話してるうちに、その人はなんと週間新潮で書いてるフリーの鉄道系のライター(汗)で、「いい記事書けそう」って、そんなこと言ってる場合でも(汗)
その人曰く、「鳥取まで戻れば、鳥取から大阪行きの夜行バスが出てますよ、席は空いてるから」とのことで、さすが本物の鉄道マニアは言うこと違います。鳥取に一緒に戻るということで、電車の中で晩酌したいとのことだったので、コンビニでビールやらウイスキーやらミネラルウォーターやら氷やらを買い、鳥取までもどる列車に乗り込む。乗ってる客はほとんどいない。
そのライターの人はしゃべればしゃべるほど謎が増えていく人で、鞄の中には切符と定期がいっぱい入っていて、資料とか言ってるし、「響」ってウイスキーをボトルで持ちあるいてて、「これが無いと文書けない、これは商売道具」って言ってて、ヨメさんからこづかいが月に500円しか貰えないって言ってるし、なんかすぐ「ビートゥギャーザ ビートゥギャーザ♪」って歌い出すしいまいちつかみ所の無い人だったのだが、こよなく鉄道を愛してるということだけは死ぬほど伝わってきた(汗) イヤだと言っても・・・。もうちょい先(2000年11月くらい)の週間新潮に多分俺ら載りますのでチェケしておいてください(笑)
さて鳥取にもどり、2時間くらい時間をつぶさなくてはななくなって、俺とシンペイ(ツレ)とこの人の3人。「ここにゴザ引いて、晩酌しましょう」とその人は言い出したので(汗)、雨で運休、誰もいない鳥取駅にてビールを酌み交わす3人・・・

すごい絵
明日仕事なのにこんな時間に鳥取で
そして11時半頃にこの人と別れ(倉吉で野宿するそうだ・・・)満員に近いバスが来て(余裕では乗れなかったぞ)、朝5時に難波はOCATに到着したのでした。すごい雨で(汗)。
シンペイ(ツレ)はそのまま会社の寮に帰ってシャワーだけ浴びてスーツに着替えていつもと同じ時間に出社。そのひ一日中「俺に仕事振るなよ」って目だったそうな。毎日サービス残業10時まで(汗)。お疲れさまです(汗)
おわり