さて今からこのレポートを読もうとしているあなたは、時刻表や路線図を用意してもらえると256倍は楽しめる。というか地図がないと、地理的に把握できない気がするのだ。田舎過ぎて。というわけでとりあえず「写真ないバージョン」をこの掲示板にアップするとしよう。
地元の石山駅から出発というわけだ。時刻は8:30頃。8:40の新快速米原行きを待ってるのだがそこでアナウンスが・・。「8:40の新快速米原行きは、吹田・東淀川間での人身事故により10分ほど遅れています」。ナヌっ!
ということは予定通り付けば、米原9:21発に乗り継ぎできるのだが、この時点でもう一気に予定が崩れ去る・・・こともなかった。
ちょうど10分ほど待ってる間に一度駅を出て、コンビニでおにぎりとコーヒーを買う。
8:50頃になってやっと電車が入って来たので乗った。うーんやたらオバサンが多い・・。やはり日曜日の午前など、どこかに仲間旅行とかしに行くオバサンが多いのだろう。石山を乗った瞬間、斜め前に4人で座っていたオバサンたちが、発車するまでペチャペチャ喋っていて、ドア閉まる瞬間に「ああっ!
ここ石山や石山や!!」といって飛び降りようとするが間に合わず。自業to the自得だよね。
おにぎりを食べながら乗っているのだが、周りはオバハン率が高く、やたらうるさい。しかも18きっぷを使っているオバハンも多いと見た。
そして9:30頃、約10分遅れで米原に到着。米原駅なんて超山の中&ド田舎なのだが、いろんな方面に電車が乗り継ぎできる大きい駅だ。しかし何もないこんなところで人は降りず、99%の人が乗り換えのためだけに利用する。
ホームはさっきの新快速に乗ってきた人ばかりでごった返す。しかし周りを見回すと、オバハン、そして「メガネ青年」が多いことに気づく。そう、メガネ率が高いのだ! メガネ率・・ こんな場所で上昇するとは。
さてここで、「メガネ率」とは何かについて説明しよう。まあその名の通り非常に単純で、「メガネをかけている人/その場にいる人間全員」を百分率で表したものだ。だがメガネといっても、おじいさんの老眼鏡やオバハンの伊達メガネとは異なり、あくまでも「近視を矯正するためにのみかけるメガネ」に集約される。
メガネ率の高い場所はだいたいこんな場所だ。
・日本橋、秋葉原などの電気店街。中でもDOS/Vパーツショップ、ゲームソフトの店、同人誌やX68000とかそういうのを扱ってる店
・コミックマーケット
・廃線間近のローカル線
・アイドル写真撮影会の現場
逆にメガネ率の低い場所とはこんなところ
・アメ村
・サーファーなどが集まるような海
・砂漠、探鉱、山の頂上など
これらに共通する因果な関係とは一体何だ? 何がメガネ率を上げるのだろう。しかし「メガネ率」にもいろんな種類の分子が集まっていることに気づく。明らかに、一眼レフをぶら下げているメガネと、ソフマップの紙袋をぶら下げているメガネとは違う種類だ。顔が違う。
しかし彼らは決まって「当たり障りのない色のワイシャツ/ポロシャツ」を着ている。これは不思議とどのメガネ族にも言えるのだが、どいつもこいつも「当たり障りのない色の、チェックの柄のシャツ」を着ているのだ。これはなぜだろうか。
まあメガネ率についてはいずれ細かいレポートを書くのでまた今後・・。
そんなこんなで9:44発の浜松行き快速に乗車。岐阜まで約1時間乗ることに。この辺は東京に行くときに毎回通らねばならない場所で、しかも全然景色とか面白くないところなのでしょうもない・・・。
定刻通り、10:40に岐阜駅に到着。ここで「高山線」に乗り換えることになる。なぜなら予定ルートは、飛騨・高山を通って富山に抜ける、というものだからだ。しかしこの高山線というのがくせもので、美濃太田までは1時間に2本あるからまだいいけど、そこから先は・・・
11:14に高山線・美濃太田行きが発車。といっても「レールバス」に近く、料金箱やバックミラーが付いてる。
岐阜の隣の駅からいきなり無人駅に突入。ここから先、ほとんどの駅が無人駅という快挙。岐阜駅は結構都会なのに、一駅行くだけで「非電化」「単線」「無人駅」というパラドクス!!
やたらうるさいディーゼルの音に揺られながら、どんどん家が減っていき、山ばかりに・・・。
やがて乗り継ぎ駅の美濃太田に着きすぐに向かいのホームに止まっている「高山行き」に乗り換える。この車両がくせ者なのだが・・・。


行く駅行く駅すべて無人駅で、車掌さんがいちいち降りて切符を回収したりする。景色はどんどん山奥になり、まさに「渓谷」。すげーきれいな川(飛騨川)をどんどん上流に向かって山の中を走る。何度も高架で川の上を交差する。上からのぞいても川がかなり澄み切っていて、気持ちいい。
やがてゲロ温泉で有名な「下呂」に着く。さすがに観光地だけあって旅館とかが多く、賑やかな感じがする。同じ温泉郷でも熱海とかとはまた全然違う雰囲気。山の中にポツリとある秘境という感じもしなくはない。
電車はすぐに下呂を発車し、また山の中へとどんどん昇っていく。飛騨川はどんどん上流に行くに連れてごつごつした岩が増えて、険しい流れになっていく。


高山はちょっとした都市だった。観光地が多く、いろんなところに点在してるがどれもバスでしか行けず、ン十キロもあるのがザラである。どんな観光地があるかというと、
・「飛騨大鍾乳洞」
・「新穂高ロープウエイ」
・「白川郷」
などがメイン。で、新穂高と白川郷は行きたかったのだが、どちらも凄く遠く、白川郷に限っては朝の9:10発のバス1本しか出ておらず行けない。残念。新穂高ももう3:00とかから行く場所ではない。鍾乳洞は行けたが、気分的に行きたくなかった。

とりあえず昼飯にする。ちょっと歩いたところにうどん屋を発見。手打ちうどんだ。ここで月見うどんをたのむ。しかしメニューを見ると「天ぷらうどん 1700円」!
ゲーすごい高いね。ステーキ食えるよ・・・。
まあまあおいしい。ダシもよいし。ちょっと「ビッグX」読みふける。

駅前のレンタサイクルで自転車を借り、高山市内をちょっとサイクリングしようと思う。
うーんヒトハミナ「高山は古い町並みが・・・」というがあまり古くはなくむしろごく普通の街であった。ちょっと遠くまで行くと古い町並みがあるのかも知れないけどとりあえず自転車で気軽に行けるところには見あたらなかったなー。行く方向が悪かったかな?
そんなこんなで、なんか「リサイクルショップ」発見! 入ってみる。何か衣料とか家具とかそんなのばっか置いてる中に、マンガとかビデオとかもあったのでいろいろ物色。
収穫・・・「カラテ大戦争」(ビデオ。480円なり!! 真樹日佐夫主演。大収穫!?)
「空手バカ一代」(マンガ。持ってなかった巻を買いあさる。最近売ってないんでこれも収穫)。とまあ旅行に来て買うようなものでもないが、ちょっと重たくなるほど買ってしまった。
そしてちょっとブラブラしたあと自転車を返し、17:48発猪谷行きに乗り富山方面へ。日が短くなったようで、どんどん外が暗くなる。車内も全然人が乗ってない。

猪谷で乗り換え、富山行きに。そして気が付くと富山に着いている。すでに真っ暗だ。
富山駅はJR西日本のようで、なんか遠くに来た気がしない(笑)・・。やたら京都とか神戸とかの観光ポスターとかあるし。

とりあえず宿を探す。だがここでも妥協は出来ない。安いところを探さなくてはならない。ヒッピー旅行なら、寝袋とかがあれば野宿なのだが、そういうツールを持ってない者として野宿はできるだけ避けたい。屋内の待合室などがあればいいのだが、駅の中ではだめだし・・・。前の鳥取行ったときに倉吉で野宿したけどあそこはバスターミナルのところに屋内待合室があって、結構ヒッピー旅行者なヒトらが酒飲みルンペンに混じって野宿してたなぁ。自分もしたけど・・。
ようやく\4,500なビジネスホテルを発見。「ホテル 佐渡」とかいうところだ。部屋に荷物だけ置いて、夕飯を食べに駅の方に。
ちょい行ったところに「オタフク」っていうお好み焼き屋を発見、入る。オタフクっていうソースがあるけどその関係のチエーン店みたいだ。
しかしまずかった。特にソースがしつこい・・・。
そしてホテルに戻り、「大浴場は8階にあります」とのことで8階に行き風呂に入ろうとするがなんと湯がはってない!! どこが風呂だ。仕方なくシャワーを浴びる。そして風呂を出るがバスタオルも何も用意されてない!! どういうことだ・・・。普通のタオルをしぼって使うことに(汗) サービス悪いー。
ビールを買い、早めに寝る。
さて2日目だ。朝から「黒部第4ダム」(クロヨンダム)を見に行こうと「富山地方鉄道」(略して「地鉄」って言うらしい)の方に行き、「立山・黒部アルペンルート」を通って信濃大町に抜けるルートの切符を買おうとするが、なんとこの切符の値段、東京から京都まで新幹線で行けるくらいしたので、買ってしまうと危険なことになるので泣く泣くあきらめることに・・・(泣)。まじでくやしいぞ、これは。
しかしロープウエイ、ケーブルカー、バスと乗り継ぐだけでこんなにするかなぁ・・と思う。
予定を改め、再び18切符のJRで、糸魚川→信濃大町→松本というルートへと。この時点で最後までの時刻を計算してみたが、ほぼ丸一日かかるということが判明する。つまり駅で降りてゆっくり観光が出来ないが、乗り継ぎなどの時間により、1時間とかそういうちびちびした時間がいっぱいできるという・・・。まあ、ゆっくり行こうと思う。
ちなみに富山地方鉄道では、京阪電車の特急の古いヤツを中古で買い入れたらしく、見慣れた形の電車が走っていた。
ジュースなどを買い、糸魚川までの途中の「泊」行きの電車に乗り込む。なんだか車内が汚い感じの電車だが、窓からの景色が最高! 日本海の海岸ぎりぎりを走るので、ずっと一面に海が広がっていてすごくきれいです。えきには、風? 波? を避けるための大きな壁みたいなのがあって、いまはおだやかだけど冬になると大荒れになったりするのかなぁとか考えてみる。
そしてあっという間に「泊」に到着。またここで乗り継ぎに40分くらい待たされるので、ちょっと海の方まで歩いて行ってみる。
典型的な、海沿いの田舎町といった感じ。道の真ん中にはスプリンクラーが延々と埋められており、これで雪を溶かすのだ。
田圃のあぜ道を抜けるとようやく海! 海水浴とかできるような砂浜のある海じゃなくて、岩がごつごつした、テトラポットがいっぱいおいてある海岸だった。よっぽど波がキツいときがあるんだろう。釣りをしている人が、視界に2人ほど入る。かなり涼しい潮風が吹いている。


またふらふらと駅の方に戻る。しかしこの街はさびれている。郵便局がつぶれていたり、唯一あるスーパーも中は真っ暗で、人はいるけど窓ガラスや入り口が割れていたりするので不気味。風情があっていいけど(笑)

電車が来て乗る。また海岸線を走り糸魚川(いといがわ)に。糸魚川は特に何もないところでした。
ここからは、「大糸線」に乗り松本まで行く。大糸線は1両編成のすごくボロいディーゼルカーだった。運賃箱とかがある。とりあえず「南小谷」行きしかないのでこれに乗る。なんか「電気グルーヴ」って書いてあるTシャツ着てるヤツがいて笑えた(笑) こんなところで・・・
また山の中を走り抜ける。木ばかり。
結構速く南小谷(みなみおたり)に着く。ここで1時間くらいの乗り継ぎ時間があるので、ちょうど昼頃なので昼飯でも食べようとブラつく。土産屋でツレに渡す漬け物(小谷付け)などを買い、川のがけっぷちみたいなところにラーメン屋があったのでそこに入る。
手を洗うが、さすが山の中、水が異様に冷たい! 山水というやつである。
とんこつラーメンを食べるが、これがすごいうまかった。この旅行で多分一番おいしかったんじゃないかなぁと思うくらい・・・。とにかく具が多くて良かったです。ゴマ風味も効いてたし・・・。
しかし18きっぷ旅行の醍醐味は、こういう駅での待ち時間を利用しての散策にあるかもしれない。第一特急とかを利用していると自由に下車できないしね。まあ車やバイクで行けば下車も何もないけど・・・。

やがて電車が来て、松本まで一直線。途中、長野の白馬とかその辺を通過、ペンションがやたら多い。ジャンプ台なども見える。延々と空手バカ一代を読みふける。芦原かっこいいです。
そして一通り読み終えたところで松本に到着。松本でもかなり乗り継ぎ時間あったのでいろいろと散策。「高原の牛乳を使ったソフトクリーム」などを食べる、おいしいね。
名古屋で会えるかも!? ということでワーピングアレルゲンのうそベース担当のピエール俺君に電話するも、ちょっと到着時間の関係で会えないと言うことが判明。
松本市は普通の都会なのでまあ散策といっても特にないので、喫茶店で1時間ほどつぶす。

そして次は中央本線で中津川まで。が・・・ 電光掲示板に出てる時間と持ってる時刻表の時間が違う!
なんとこの時刻表は'97 12月ので、それからダイヤ改正したみたいなのだ・・・。困った。時刻表のよりも10分遅い・・・。そうすると、それからの乗り換えが大きくずれ込むことになってしまった。
またマンガを読みふける。うーん景色がつまらない・・・ 「田園風景にちょっと家がある」という風景ばかりだ・・。もう気分は「早く名古屋付いてキシ麺食いたい」である。食うことしか頭にない。
中津川に着き、名古屋行きに乗り換える。よっぽどインパクト薄かったんだろう・・・覚えてないや(笑)
名古屋に20:45頃到着。しかし次の米原行きが20:58発車というので、駅で急いでキシ麺を食べることに。ゆっくり食べてもいいのだが、そうすると米原から最終電車に乗ることになってしまうので・・・(別にいいけど)。
うーんキシ麺は定期的に食べに来たいと思った。なんてことないうどんなんだけど、何かおいしい。
でちょっと混んでる米原行きに乗る。隣に座ってる青年が日記を付けていた。付け終わったら今度は「美術手帖」なるクイックジャパンみたいな大きさの本を取りだし、1ページ1ページながめている。彼もなんか大きなリュックをもって、どっか旅行に行った帰り、っぽかった。
ほとんどの人が大垣に行くまでに降りる。名古屋で働いて、住むところはちょっと離れたベッドタウンといった感じだ。
やがて米原に。ここからはもう、地元という感じがする。乗り慣れた電車に乗るといった感じだ。姫路行きに乗り込む。米原を発車する。
しかし改めて感じたが、京阪神って電車のサービスすごく良い方である。乗り心地、接続、本数、どれをとってもかなりいいと思う。特に、草津から姫路までの区間、まさにJR西日本アーバンネットワークである。
そしてあっという間に地元の駅に帰ってきましたとさ。いやぁ、2日目は一日中電車に乗ってたんで、肩こりました。絶対電車で網走とか行こうなんて思わないことです。
しかしMD5枚ほど持っていったけど、その中でもEL&P 恐怖の・・は通して4回は聴いた気がする。高校の時から通算すると100回近く聴いてるか??
聴けば聴くほど新しい発見が・・・。だって展開多すぎて、まず1回2回聴くだけでは全然把握できないでしょう、アレは。すばらしいね。おわり。