DJ活動の再開など

去年の末くらいからか、意図的に、DJと名乗ることとかDJ活動自体をやる控えていた。
「やりたいことはだいたいやった」「他を充実させるため」みたいなポジティブな理由と、幾つかのネガティブな理由もあり。
実際、アルバムを作るために時間とエネルギーをそちらに集中したかった、ということもあるのだけども。

DJというのはとにかくお金も時間もかかる。毎回何か新しいことをしたいと思っているから、とにかく音源の山から宝を見つけないといけない。それをサボると、すぐに陳腐化してしまう。
特に自分は、飽きやすい体質なので、「また同じ事ばっかりやってるなぁ」というマンネリを感じてしまうと、とたんにやる気が削がれてしまう。
音楽はどんだけ盛り上がってても、実は演者が飽きてる場合というのがある。それが職業ならいざ知らず、趣味の領域でそうなってては、それってどうなんよ、と思ってしまう。

「同じ事」を粘り強く続けていくことが出来るような強さを持つ人か、常に新陳代謝を続けていくためのエネルギーを持つ人しか、音楽を続けていくことなど出来ない。
やるべきことは取捨選択しないとどっちつかずになってしまう。

そんな感じで半年以上、目立ったDJをすることは無かった(突発的に数回ほどやったが)のだけど、ちょっと離れてみると、頭の中が整理できたのか何なのか、「ちょっとここらでDJ再開に向けて、持ってる音源の全整理をやろう」と思い立った。

99年末くらいからDJをやりだしてから、ずっとCDオンリーだった。アナログ歴もゼロ。
なので、DJ用に用意したCDは相当な枚数がある。
これらもやっているうちに知恵がついて、荷物の量を減らすためだとか、レーベル面に曲名が書いてないCDも多いとか、クイックミックスで乱暴に扱うから傷が付きやすいといった理由で、ほとんどが自前で用意したCDRだ。使えそうな楽曲をまとめたものばかりの構成で、最終的には150枚くらい持ち歩いていた。

が、枚数の増大と共に、かけたい曲がどこにあるのか分からなくなってきていた。レコードジャケットではなく、レーベル面に書かれた文字だけで曲を選んできたが、毎回DJタイム中ほとんどこの作業に追われていたことも問題だった。
1枚のCDに15曲詰め込むと、レーベル面に書かれた曲名は、暗い所ではかなり読みづらい(笑)
そんなCDばかりの中から1曲を選ぶのは、実に検索性が悪いなと常々思っていた。

そういう状態だったので、一度、音源を全て整理し直したいと思い立った。
すると持っていたけどノーチェックだった音源が出るわ出るわ…

ということでリフレッシュ作業完了後、またDJ活動をやりたいなと思っており、秋に向けてホームイベントであるアラケモ東京を企画中です!