mixiよ、ミクシィよ

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かつてmixiのヘビーユーザーだった。
2004年のサービスイン時から使い始め、IDも50000台だ。
一時期は、PCの立ち上げ=mixiを見るという状態であり、起動からmixiの確認までの時間を最短にすべく、ブラウザのホームURLをmixiのマイページに設定しており、「バブルさん、mixiにハマりすぎ」と周囲から揶揄されたものである。

が、不思議なことにここ何年か、mixiで何か書いてやろう、って気にならない。
一応毎日ログインしてはいるのだけど、何もせずにそっと去るのみだ。
Facebookとツイッターとブログに忙しいのだ。(あとYouTubeとFX)

俺みたいなパターンは多いと思うが、なぜそこにmixiが無いのか?について考え出すと、結構深い。
mixiが変わっちまったのか? それとも俺が変わっちまったというのか?

悩めるミクシィ、笠原社長の誤算と覚悟 ユーザーファースト、ソーシャルゲームで復権なるか(日本経済新聞)
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笠原以下、ミクシィ社員40人ほどを前に、突然その女性は涙の訴えを始めた。
ミクシィが開催したユーザーとの交流会の最後、社員は直立してユーザーの訴えに耳を傾けた
 「私は8年間、ほぼ毎日mixiに来ております。ホント、mixiが大好きなので、またみんなが安心して交流できるコミュニティに戻ってほしいです……」
 感極まり、涙がこぼれる。しばらくの静寂の後、女性はむせびながら懸命に続ける。「殺伐とした治安の崩れたmixiではなくて、いい雰囲気だった昔のmixiにまた戻ってほしいと思います」

涙ながらに訴える女性の気持ちもさることながら、ちょっと待て、とも思う。
mixiは日々、新機能をいっぱい実装して、ユーザーに楽しんでもらおうと頑張ってきたではないか。
サンシャイン牧場だって大ヒットしたし、FacebookっぽいこともTwitterっぽいこともできるし、最近は「ハロー」なんていう軽妙なあいさつ機能もついたし、mixiで出来ないことは何一つ無い、無敵のサービスなんじゃないのか。
一体何が不満なんだ!!

と思い、静かにマイミクに「ハロー」を一つだけ送り、そっとブラウザを閉じた。