琵琶湖に浮かぶ有人離島「沖島」へ行ってきた

日本で唯一の、湖の中に浮かぶ有人離島「沖島」。
滋賀県で育った自分だが、沖島への上陸は今回が初めてである。

近江八幡の堀切港からは、沖島が目の前に見える。
ほんのすぐ先に巨大な島があるが、ここは湖だ。
まさに琵琶湖の大きさを感じる風景である。

ここから沖島に渡るには、沖島通船という船に乗る。片道500円、所要時間はたった10分の船旅だ。
しかしこれが、2時間に1本くらいしか便が無い。
この日は運悪く、何も無い新堀切港で2時間待っていたところ、なぜか所定の時間より20分も早く出港した。
そのアバウトさ!

船は結構速い速度で、琵琶湖の上をガンガン飛ばす。

窓を開けると水が飛び込んでくるくらいだ。

あっという間に見えてきた沖島!

架橋されていない沖島へは船でしか行けないので、港は島の大事な玄関口だ。

沖島の少ない平地に、寄り添うようにして建つ民家の風景が独特だ。
これは近江八幡の風景とも全然違った、沖島ならではのものである。

そして民家の間を、這うようにして横たわる狭い路地。
沖島には道路らしい道路は無く(車も1台も無い)、路地を歩いて島を移動する。

そして島中、どこに行っても目にするのはこの三輪自転車だ。
島民の大事な足である。

ほとんどの家がオーシャンビュー、ならぬレイクビュー。
毎日、穏やかな琵琶湖を眺める生活は、時間もゆっくり流れそうだ。

そんな沖島にて、ドローン空撮映像を撮影してみたので、どうぞ。