BUBBLE-B feat. Enjo-G 活動10年目にして、ようやくアルバムをリリースしました。

BUBBLE-B feat. Enjo-G レジャーやくざは君に語りかける ジャケット

1年に1曲作り、10年経ったらアルバムを出しましょう」と言って、シングル「ぞっこん!バーベキュー」をリリースしたのがちょうど10年前。それまで完全にソロ・ワークだったBUBBLE-Bが、スマイルハンターズのEnjo-G氏を誘い、初めて作った楽曲がそれだ。
なぜバーベキューなのかというと、何かのイベント明けの朝方ファミレスで、Enjo-G氏が「ぞっこんバーベキュー」ってしきりに言っていて、何の事やら分からず、でもグロッキーなテンションだったので笑わずにはいられない感じで、そのまま曲を作ることになったのがきっかけだ。
今や「汚声」とも称されるEnjo-G氏の独特のMCを、様々なアレンジで調理したアルバムを作ろう。いつか作ろう。10年後に出そう… と思っていた。
元々、寡作な気まぐれ(キマグレン)ユニットであるBUBBLE-B feat. Enjo-Gであるが、さすがに10年も活動し、全国津々浦々で多くのライブ活動を行い、新曲もドロップし、気がついてみるともうアルバムを出せるくらいの曲が溜まっていた

このアルバムは、初収録となる新曲たちと、これまでBUBBLE-B名義のアルバムやミニアルバムに収録してきた曲のリマスタリング版(曲によっては再ミックス)、そして日本のハードコアシーンのトップクリエイターであるDJ Shimamuraと、台湾の若手有望ハードコアクリエイター3R2によるエクスクルーシブなリミックスを収録。最新のトラックと10年間のベスト・トラックを合わせて収録した、BUBBLE-B feat. Enjo-Gとして満を持してのリリースである。

なお、レジャーやくざという単語であるが、「郊外のロードサイドにあるレジャー感」というのが、「ぞっこん!バーベキュー」の時からのキーワードとして存在していた。色とりどりの看板、一貫性のない店々、安さのアピール、家族連れ、泣き出す子供、軽のワンボックスで来店、茶髪の母親、ハーレーダビッドソンと書かれた帽子を被った親父、ドリンクバーだけ注文してひたすら無言でモバゲーで遊び続ける高校生、etc。レストランに始まり、ファーストフード、ボウリング、日帰り温泉など。それらはお手軽なレジャーだ。ちょっとした非日常をもたらしてくれるような、ライト感覚のあの感じ。我々の音楽は、超・非日常でファンタジーやサイバーな音でもないし、逆に地に足着いたストリートの音なんかでもない。もはやサブカルチャーでもメインカルチャーでも無い、どちらにもかすらないような半端なライフスタイルの中で何を拠り所にするのか?こそが、ちょっとした非日常である「レジャー」。普遍的ですらあると思う。ので、今回のアルバムのキーワードにした。

 

 

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ニュートラック
01

Enjo-Gさんの声がワブルベースだったら?という無茶な曲でアルバムは幕を開ける。ワブルベースでは決して出せない音をEnjoベースが可能にしていると言ってもよいだろう。でもdubでもない。Enjostepと言うしかない。

02

セットでドリンクバーを全パート生演奏でセルフカバーしてみた。そうそうたる演奏陣である。ファンクネスの中でよりアーバンなスピード感があり、アーバン・ドリンクバーという感じである。遊びのない会話、無駄のない動き、ボディにフィットしたジャケット。で、ドリンクバーだったらこんな感じだろうか。

03

大人の味と言えばタバコである。タバコを吸うことがダンディだという時代があった。アダルティな感じでタバコっぽい落ち着きのグルーヴみたいなファンクトラック。しかしタバコの銘柄って発音したときに凄くリズム的にしっくりくるものばかりだ。ちなみにEnjo-Gさんは禁煙中。

04

佐伯誠之助くんのリミックス企画に半オリジナルとして制作した楽曲を再MIX。元ネタはみんな知ってるアレであるが、そこからのサンプリングは全くしていない。Enjo-Gさんがついに卑猥な言葉を言い始めた。しかしエロさが無い!エロさが全然出ない!ィヤッホゥとか言ってるからか。

05

SPEEDKING Vol.4収録曲を再MIX。これ見よがしなEarly 90’sテクノというか元ネタは知ってる人なら知っているかも。栄養ドリンクばかりに頼る人って毎日真っ黄色の尿をしているに違いない。そういうToxicな感じとサラリーマン的なやさぐれ感といえばこの世代のテクノかなと。

06

この曲のみ試聴なし! CDを聴いてのお楽しみということで!

07

2011年3月の地震1週間後にYouTubeで公開し、あれよあれよという間にYouTube視聴数ランキング総合1位となり、1年間で500万回近く再生された曲。地震後初めて子供が笑ったというコメントを多くもらって逆にこちらが勇気づけられた。子供はこういう単純な所に反応してくれる。もちろん作った時にはそこまで考えていないが… ジーザスジョーンズのマイク・エドワーズ氏から絶讃された。

08

台湾のトラックメイカー、3R2によるレイブREMIX。何と現在17歳…! シーンどころか、ハードコアテクノがかかるイベントも無い、クラブ系の同人音楽も無い中で、よくぞここまでの音を。最高です。台湾のハードコアシーンを間違い無く担うであろう3R2くんのこれからに期待せざるを得ない!

09

ご存じ、DJ ShimamuraさんによるドラムンベースなREMIX。的確な経験に裏打ちされた音楽性と技術による安定した疾走感と浮遊感で、完全に「持っていかれる」そのリミックスワークはまさに職人芸。うねるワブルベースがどれだけドライブしても、シャッシャッシャッはキープする。これは今すぐにでもフロアでかけてみたい、かかっているフロアに行きたいREMIX!

リマスタリングトラック
10

BUBBLE-B feat. Enjo-Gデビュー曲。2001年制作。リリースした当時は「サンプリング、ネタもの」トラックばかりの中でこの曲が浮きまくり、周囲をポカーンとさせた。バーベキューの時、一人包丁使いとか火のおこし方とか手際の良いやつっているでしょう。そういう人をイメージした。実は7インチのアナログ盤までリリースしている。数多くのリミックスが存在する。後年、ジャズなアレンジバージョンも制作した。

11

何故中華料理になったのかは覚えていないが、BUBBLE-B feat. Enjo-Gの2曲目。2002年制作。中華っぽいテクノポップなハウスビートで、また汚声でという。中華料理を食べに行ったとき、テーブルの真ん中のターンテーブルを一人やたらぐるぐる回すやつっているでしょう。そういう人をイメージした。実はGROOVE誌の付録CDへ収録されたことがあり。

12

生音っぽい音で作られているけど全部シンセの音とサンプリング。この頃が最もハードウエアの機材が多かった。ベースや他のパートの音はだいたいRoland JD990で出していた。生音の曲を生音を使わずに作ることがこんなに難しいのか、すぐ嘘っぽくなるのか…と知った曲であるが、色々と身についた。

13

2004年制作。この頃は1年に1曲ペースだった。本当に寡作である。ドラムンベースの曲が欲しいなと思っていたが、むしろジャングルくらいの音を作ってみると、Enjo-GさんのMCがパトワっぽくなるのではないか?という実験でもあった。後年、FUNKOTバージョンも制作する。

14

なぜ走り屋で峠を攻めている人にユーロビートが似合うのか。頭文字Dがユーロビートを採用したが、その前からそういう傾向はあったように思う。なぜだか分からないが、車でぶっとばす時にはユーロビート。分からないままユーロビートで車ネタの曲を作るとやっぱり合う。車種とメーカー名をそのまま言うことでロードサイド感を出した。

15

あじわい回転寿司 禅へのトリビュート楽曲として作ったもの。再MIX。ハイパーなお店なのでハイパーなテクノというとやはりデステクノかなということでこういうアレンジに。出来るだけ大袈裟に大袈裟にという。実はまだライブではやったことがないが、かなり好きな曲。

16

おなじみこの曲。最初、m1dyさんとEnjo-Gさんと3人で夜中、沖縄の国際通りを歩いていたら、シャッシャッシャッと言ってる曲(LMFAOのshotsだと後で知る)を大音量で流しながらゆっくり走っていくヤン車が通りかかったので、Enjo-Gのシャッシャッシャッというのをああいうリズムで作ろうぜ、という勢いのみにて作られた曲。再MIXで劇的に音が良くなった。

 

 

ゲスト参加ミュージシャン(順不同/敬称略):
大槻マキ
salt-boy (ex.MSG)
TMD (Missile Chewbacca)
Mr.Tsubaking (Boogie the マッハモータース)
そしてたくさんのコーラス/シャウトの皆様

Artwork by Ken Murakami
Artist photo by 高橋テッペイ

 

 

現在、下記店舗にて発売中!(店舗販売/通販 両方あり)

渋谷 GUHROOVY

秋葉原 あきばお~こく(レジャーやくざは君に語りかける 詳細ページ)

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