長年(5年?)使ったCubase4から、重い腰を上げ、Cubase7に一気にバージョンアップさせてみました。
いい加減、64bitで使いたい! もうとっくにOSは64bitだし…というのがあった。あと、新しい機能だったり音質などへの期待も。
で、ネットダウンロードにて購入。Mac版と合わせてDLしたので10Gくらいあったけど、無事インストール。で、各種設定の嵐。色々変わってるし追加されてる!
デバイスとか色とかショートカットとか最初に画面に何を用意しておくかとか、結構カスタマイズしてる方だったんですが、それをまた1から! 異様に面倒臭い!
特にデフォルトの色味は、格好良さ優先で設定されてるのか、縦横のラインが埋もれてて見づらい!こんなんで作業辛いって色になってるので速攻変更。
他、「プラグインエディタを常に全面に表示」はOFF。色々使わなさそうなボタン類も全部隠して出来るだけシンプルに。
で、今回特にミキサー画面の使い勝手が大きく変わった感じではありますが、触ってると、やっぱりCubaseだな、と安心できる部分がありますね。
32bit環境でしか動かないプラグイン以外、これまで使ってた全てのプラグインが無事に動作して、Cubase4のプロジェクトファイルもそのまま読めました。偉い。
残念な点としては、Cubaseは再生させながらガンガン操作出来る所が昔からのウリで、テンキーの-(戻る)と+(進む)とEnter(再生)と0(停止)と1(マーカーの頭に戻る)は多用しまくるわけですが(だからテンキーの無い環境ではCubaseを使う気にならん!)、今まで「-」で戻っても-を離せば自動的に再生されてたのが、いちいち自動的に止まるようになり、毎回Enterを押さないといけなくなったように仕様がかわった所。ちょっとの違いだけど…
あと、シーケンストラックのチャンネル設定と、ミキサーのチャンネル設定が完全に連動しつつ、かつ、同時に一つのウインドウしか出ない仕様になってるのが鬱陶しい。あれをワシャーって並べて広げて作業してたのによ…
例えば、Batteryで打ち込んだKickのトラック。トラック自体はMIDIトラックになってるが、VSTiなのでミキサー上ではMIDIトラックとVSTiトラックの両方の針が動きますよね。 コンプとか低域とか、ミキサーのVSTiトラックのセッティングであれこれと弄りますが、ちょっとキックを打つパターンを変えたいとトラックのピアノロール画面を開いた瞬間、さっきまで開いてたVSTiのセッティング画面は勝手に閉じて、MIDIトラックのセッティングに自動で切り替わるのだけど、これがダメ! 余計なお世話すぎ!
この感じ、分かりますかねぇ?
MIDIのインサートエフェクトなんか、ここで使うか?って感じ。
でもやっぱ音質良くなってますね。音に余裕がある感じはしました。
新機能のコード分析のやつは余裕のある時に触ってみよう。
とりあえず、マトモに動いたのでよしとするか。