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音のイイ箱列伝 CLUB MOVE (滋賀・大津)

「うわっ、この箱、音いいな!」と思えるクラブやライブハウスに行くと、テンションが上がる。

音の良さというのは、外からは感覚的にしか分からないものだけど、音を良くしようと思ったらそれなりのこだわりと創意工夫が必要であり、料理で言えば味そのもの。
音が主役の現場において、音質はもっと語られても良いのではないか?と思っている。

そんな、僕が「音のイイ箱」と思える箱のひとつ、ここ数年お世話になっている滋賀・大津のCLUB MOVE

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ここはクラブ的な音の良さ、があると思う。


クラブ的な音の良さとは何か?ということだけど、

(1) 長時間連続で音を浴び続けても疲れない
(2) 低域の気持ちよさがある (低域を狙って作られた曲のグルーブ感が活かされてる)
(3) 包まれ感がある

あたりかなあ、と思っている。

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(1)の疲れなさにについて、逆に疲れる音とはどんな音かというと、経験で語るならば、「歪んでる音」や「バランスが悪く耳に痛い音」である。
それらの音は人間の身体が不快だと感じて受け付けないから、脳の中で補正するような働きがあるのだろうと思う。極端な話、工事現場の音なんかがそうだ。

長時間聴いて疲れない音であるためには、歪んではならないし、バランスが良くないとだめということになる。
特に歪みについては、ミキサー段、アンプ段、スピーカー、それぞれで「無理をしないレベル」をキープすることが重要。

CLUB MOVEで音が歪んでいるとか、無理して音圧を稼いでいるという印象を受けたことは無く、いつもナチュラルに余裕を持って鳴っているような感じがする。
茶箱でも同様に感じる。

また、音圧を稼ぐために強めのコンプレッサーを噛ませた音というのも、長時間聴くと疲れる音だと思う。自然の鳴りのままで、迫力のある音がいい。

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(2)の低域の気持ちよさについては本が一冊書けるほど泥沼な領域であり、専門的なことは門外漢なのだけど、CLUB MOVEの低域はとても素直でフラットという印象がある。

低域と言っても何Hzかで全然表情が違うのだけど、50Hzくらいの低~い音から、150Hzくらいのまずまずの音までがとても均等に、膨らまず、痩せず、フラットに鳴っている。

全体の分離も良いので、ベースがどんな音を鳴らしているかが明確に分かるのが気持ちいいし、低域で踊らせようとしているダンスミュージックの美味しい部分が活かされていると感じる。
正直これが、最も気持ちよいと感じる部分だ。

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(3)の包まれ感については、四角いフロアの四隅に設置されたウーハーとフルレンジ、それぞれ4発ずつがフロアの中心に向かっているので、とにかく音に包まれる。

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こんな具合に、LとRが対角線上でペアになっているため、どこを向いても、フロアのどこに立っていても、それなりのステレオ感を感じることができる。

このクラブ的な音の気持ちよさは、やはり、CLUB MOVE店長であるハウスDJのk-suke氏のサウンドプロデュースに依るところが大きい。
クラブミュージックがどうすれば気持ちよく鳴るか?を長年追求している氏のあくなき拘りと日々のメンテナンスが、この音を作っていることは間違い無い。

DJブースのミキサーは普段はオーソドックスなDJM800が設置されているが、ここにカスタムされたVestaxのアイソレーターDCR1200が接続されている。

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改造されたため何の機材かもはや分からない表面と、埋められたジャックの裏面が怪しい(笑)
2系統の同一OUTPUTに改められ、PAとブースモニターに振り分けられている。

また、バックヤードにはこんな隠しダマまで用意されている。

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出た! ウーレイ1620! すべてのハウスDJが羨望の眼差しを向けるビンテージなロータリーフェーダーミキサーの名機である。
これはカスタムされており、ラックマウントされているエフェクターのYAMAHA SPX990にセンドし、空間系の処理をすることができる。また、DOPE REALのアイソレーターMODEL‐3300も同時にマウントされている。

さらに、1620の原型とされているロータリーフェーダーミキサーであるBOZAKのCMA 10-2DLも稼働可能状態で待機している。

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こちらもかなりビンテージであり入手困難・状態保存困難な逸品である。
これらのビンテージ機材は、k-suke氏のプロデュースするハウスイベントで、その音が聴けるだろう。

DJにとっても、とてもモニタリングしやすい環境である。

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ブースモニターはJBL MRX500のフルレンジが至近距離に2発。まずこれが確実な音を鳴らしてくれるのだけど、そもそも定在波が少ない。

定在波とはいわゆる「ある周波数の音だけが壁などで反響して、ある場所で異様に増殖する」音の波のこと。
DJブースに低域の定在波が流れ込むと、フロアで低域がどんな感じで鳴っているか皆目想像も付かなくなることが多いが、CLUB MOVEはそれを感じることがなく、モニタリングしやすい。

そして、バーカウンターのエリアでは自然と音がミュートされ、普通の声で会話できる。

音質面から語られるべき(と思っている)、ちょっとイイ感じのコバコCLUB MOVE。

JRの膳所駅から琵琶湖に向かって徒歩3分くらいの好立地であり、下の階に入ってるカレー屋のナマステタージマハル激ウマなので、まだ来たこと無い人は大津に良い音とカレーを浴びに行ってもいいんじゃないかい。

そしてCLUB MOVEではイベントオーガナイザーも募集していたり、DJブース解放日もあるので、興味のある人は是非問い合わせてみよう。

CLUB MOVE