10月も半ばを過ぎて、半袖では寒くなってきた頃、毎年必ず行うマイ儀式。
コンビニおでんを食べながら、Les Rythmes Digitalesのアルバム「Darkdancer」を通して聴く。
この意味の分からない儀式を行って、今年で連続14年目。
おでんじゃないといけないし、Les Rythmes Digitalesを聴かないといけない。
この儀式を行うことで、やっと自分にも秋が来る。
今年もそのタイミングになったので、本日この儀式を執り行った。おでんリズムデジタルス。
このアルバムが出たのが1999年の秋で、その時聴きまくっていて、コンビニのおでんを食べたのだろう。
なぜかその体験が染みついており、このアルバムは「秋にコンビニおでんを食べながら」でしか、聴かないようにしているほどだ。
なので、毎年この時期になると、このアルバムとコンビニおでんによって1999年の秋を強烈に思い出す。
社会人1年目、会社では何をやっても上手くいかないが、人前でライブ活動をすることが増えて来た頃だ。
そしてこのアルバムは通して聴くと、最後の方の曲「MDC Vendredi」、「Sometimes」、「Damaged People」とどんより暗くなって終わる。
この終わり方がまたノーフューチャーで、これから来るであろう灰色の冬の時代を予感させる。そこに自分を重ね合わせながら、コンビニおでんを食べる。それだけの儀式だ。