車には色んな社外パーツがあります。
大きく、性能系かドレスアップか、に分かれると思いますが、ドレスアップ系のパーツというのは結構難しいですね。
気を抜くと、すぐにダサくなります。
手軽に何かをしようとすると駄目です。
それでも最初は格好いいと思うんです。車を知らない人にはアピール出来る部分もあると思うんですけども。
ある程度知ってる人が見るとどうしても「あ、あのパーツ、オートバックスで売ってた!」って感じがします。オートバックス感が出ちゃうんですよね。
それって、出したいテイストだったっけ? そんなにオートバックス臭を自分の車に漂わせたかったっけ?
ってオーナーに聞きたくなるんです。余計なお世話ですけど…
そんな、付けたら明らかにダサくなるパーツのシリーズとして、「ダミー○○」があります。ダミー系。
もともと無いものを、本物を付けると高いから、嘘パーツでデコる。
高いから買えない でも欲しい という、貧乏性を形にしたのがダサさの根源です。そこまでして買わなきゃいいのに、付けなきゃいいのに!っていう。
それで付いてくるのはオートバックス臭だけです。スポーティではありません。
それがホントにダサい!
最も有名なダサパーツは「マフラーカッター」でしょうか。
マフラーを交換したいけど、とりあえず手軽に、バンパーの下にちょっと飛び出てる部分だけに筒をかぶせるアレです。いかにも「いいマフラーつけてるね」って感じにするのですが、よく見ると中に本物のマフラーの筒が見えており、二重になっててダサい!
でも、マフラーカッターよりダサい、最もダサいパーツは個人的にはこれ
ダミーディスクブレーキ
コンパクトカーや軽の後輪など、ドラムブレーキではダサいから、ディスクブレーキ風にして高級感を出すぜ! というものです。
そもそもディスクブレーキ風にして格好良くなるのか微妙です。軽やコンパクトカーの後輪はドラムブレーキだって、分かるもんだと思うんですけど…
そしてこのパーツが最もダサいところは、ブレーキキャリパーが無い所です。
ブレーキキャリパーが無くて円盤だけ付いてる。だからひと目で「ダミー」だとバレてしまうのです。
しかも取り付け位置が妙に手前に付いてることも多い。
リョービの丸ノコか、っつう。
前輪の本物のディスクブレーキとの差というのも凄く気になります。全然別物が付いてる感じ。
これを付ける人のほとんどは、標準のドラムブレーキがダサいから、というのが理由なのですが、だからといって別のものを付けるというのは無くないか!?と思うわけです。
悲壮感が漂います。
軽蔑すらしたくなります。
ドラムブレーキでいいじゃないか別に…と思ってしまいます。
キャリパーのないディスクブレーキなんてさ… あんまりですよ!!!
ということでダサパーツ代表はダミーディスクブレーキに決定!!