梅雨時のこの時期に、岐阜県は飛騨地方へ、合掌の里・白川郷まで行ってきました。
ルートは中央道~長野道~松本IC~158号~安房峠道路~158号~高山清見道路~東海北陸道~白川郷ICで、調布ICから白川郷ICまでETC休日料金でトータル3000円少しといったところ。思ったより安い!
小学校の修学旅行で初めて白川郷に行ってから4回目の訪問となりますが、飛騨トンネルが開通してからは初めて。トンネル長かった~!
撮影環境:
SONY NEX-C3
SONY E 18-55mm f/3.5-5.6 OSS
SONY E 30mm f/3.5 MACRO
SONY E 50mm f/1.8 OSS
高山で高山ラーメン。
高砂というお店です。素朴な醤油スープが美味かった
どぶろく風ソフトクリームとな。アルコール度1%でした
周りに付いてるのはポン菓子
「ひぐらしの泣く頃に」ファンが詰めかける八幡神社。
女装コスプレイヤーがいた
いや~、やはり白川郷は宿泊するに限ります。
近年はバスでサッと来て土産買ってサッと帰ってしまう観光客が激増したようですが、観光客の帰った夕方16:30くらいからと、朝9時までは、本当に元の白川郷の静けさと、夜の暗闇を取り戻します。その時の驚異的な「落ち着き」たるや、ちょっと首都圏のマンションなどでは絶対体感出来ないです。まあ、蛙はガーガー鳴いてて滅茶苦茶うるさいんですけども。
白川郷は合掌造りは勿論、あぜ道のちょっとした所などのディテールも、全て「日本の原風景」クオリティが宿っていて素晴らしいです。
それには絶え間ない努力があってのことですね。20年前はまだ電柱と電線が張り巡らされていたし、つい最近まで集落の真ん中に駐車場がありました。高速道路の橋桁の色も配慮され、できるだけ村から見えないような所を走るようにルートを考えられてます。
もし白川集落の家々の屋根が普通のトタンや瓦だったら、全国どこにでもあるただの山間の村になっていたでしょう。それが今や世界遺産で、世界中から年間120万人もの観光客が訪れる「村」です。
「観光地だ」と言うのは簡単ですが、17時になったら閉園するような場所ではなく、人の営みがあり、合掌造りは「家」だという所が、何よりもの特徴だと思います。だから本当の意味で観光地ではないのです。(世界遺産=観光地 でもない)
本当の魅力が分かるのは、静かになった後でした。また泊まりに来ようと思います。