試乗記 マツダ デミオ 13S

かつて2代目デミオオーナーだった自分。過去に所有していた車のモデルチェンジが気にならない車好きはいない。
ということで、待ちに待った4代目デミオに初試乗!

まだガソリンエンジンモデルしか出ていないので、乗ったのは13S、6ATモデルです。

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写真で見たよりも実物はずっとコンパクトに見えた!
そして「これはデミオだ」とすぐに感じ取れることが出来た。

最初、「ハズミ」デザインコンセプトを示された時、デミオが立派になりすぎだろう!と誰もが突っ込んだだろう。

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立派すぎる。タイヤの扁平率が低すぎる!

でも実物を見てちょっとホッとした。いつものマツダの文法がそのままだったからかも知れない。

今回は特に、ラテン風味を感じるデザインとなっている。セアトの車みたいだ。

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セアト レオン

掘りの深さというか。日本人の中でも、目がギョロっとしていて鼻が高いような、インパクトの強い、そんな顔。
車のフロントのデザインは人間の顔と同じであり、デザインされた人の顔や土地の空気感が反映されると思っているが、最近の広島方面は、掘りの深い人が多いのか?と思うほど、最近のマツダ顔は掘りが深くてエモい。

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細部もいい。デザインしすぎない所、抑える所は抑えている感じが素晴らしい。

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アクセラと共通というメーターパネル。タコメーターは液晶表示で、真ん中はスピードメーター。これはディーゼルモデルになると真ん中がタコメーターになり、スピードメーターはデジタル表示になる様子。
格好いい。

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内装は素晴らしい。特にフロント部については、コンパクトカーとは思えない。
「一クラス上の」と言われるコンパクトカーは多い(ほとんどのコンパクトカーはそのように褒められて表現される)が、このデミオに関してはガチだ。シックでモダン。「高級」とはまた違うが、チープさをデザインと工夫により、上手く消している。
俺の乗っていたデミオはこんな立派じゃなかったよ・・・
いや~すごい。マツダコネクトとそのコントローラー、いい感じのシート、ドアの内側も含めて、素晴らしい快適空間。

ステアリングのテレスコとチルトの角度を調整すると、ドアの肘置きとステアリングの距離・角度がちょうどいい感じにキマる。これ重要。

シフト周りや、ステアリング周りの剛性感も文句なし!!

走り出すと、まずその静かさに驚く。特にタイヤハウスからの音が全然しない。この静粛性の高さはいい!

13Sということで1.3リッターのNAエンジンなのでそこそこ非力で、乾いた音と共に甲高く回る。そこは仕方ないポイントだが、レスポンスの良いATが上手くカバーしている。

ステアリングは適度に重い。これもいい。コンパクトカーの中では一番くらいに重い方かも。

乗り心地はしっとりしていて、跳ねなかった。う~ん、いいぞこれ…

ということで、スカイアクティブ・ディーゼルのモデルが試乗出来る日が早くも楽しみ。