プリウスα!
何となく知名度が低いような気がするけどこの車、去年の5月に発売となり、その時購入した人は、納車待ちが11ヶ月で、納車が今年の4月なのだそう。バブル期のNSXかってほど納車に時間かかっている、とにかくバカ売れしている車種。
それにしては走っている所をほとんど見かけませんが、納車待ちだから?
プリウス顔というか、最近のトヨタ顔。三角形に切れ上がったヘッドライトと細めのグリル。前から見ると普通のプリウスとの違いはよく分からない。が、プリウスのステーションワゴン版であるこのプリウスαは、かなりの部分を新設計しているのだとか。そういう芸当が出来るのはトヨタならでは。
何より凄いのは、5人乗りverと7人乗りverで、バッテリー搭載スペースが変わり、電源容量確保のため、バッテリーの種類が違うという所。で、7人乗りの方のリチウムイオンバッテリーの方の確保に時間がかかっていることも、納車待ちを発生させている原因なのだとか。何だか凄い話。
○○α という車名は、サイノスα を思い出してしまう。グレード名でギリシャ文字使うのはCR-Zとかいくつかあるな
元となってるプリウスは、後部座席が案外タイトで、乗り心地も割と硬め(スポーティ、という事ではなくて)なんですが、このαになってから特に上方向に寸法が伸びたせいでふくよかに。後部座席で狭いと感じることはほぼなくなった。スペース的に何も我慢することは無さそう。
3列シートバージョンの方は、3列目は結構キッツキツ。まあサイズ的に仕方あるまい。
車重もかなり重くなったようで、乗り味もどっしりマイルドに。
プリウスもそうだけど、トヨタはハイブリッド車のタコメーターを省略しがちなのはどうしてだろう。燃費走行する時はタコメーターを気にするけどなあ。
運転感覚としてはプリウスよりも明らかに車重を感じる感じで、ちょっとモソっ、としている。マイルド。乗り心地は悪くなく、静粛性もそこそこ。これで山道を攻めようとは思わないけど、ストイックに燃費の数値を攻めていくのは楽しいかも。プリウスに乗ったらどうにもそういう気分にさせられる。