最高に好きなミュージシャン達に依頼して、最高に好きなイラストレーターにジャケットを描いて貰って、最高に好きな店のトリビュートを行う。
生きている幸せとはこのこと。
トリビュートというのが俺の一つの柱で、憧憬の対象に返答する。
カラテクノも走りのセダンも気仙沼ライジングも、もっと言えば本店巡礼も全部トリビュートのつもり。
「生活のための音楽家」ではない俺みたいなボンクラには、そうやってめいっぱい遊べる特権がある。
お金を手に入れるためではなくて、楽しさと刺激を手に入れるための究極の遊び。
六本木morph tokyoの社長である阿部さんに「バブルさんは、大人の遊びだね」と言われたことがある。大人の遊び、まさにそれだ。
でも「生活のための音楽家」ではない人間なら、音楽で徹底的に遊ばなくて、何をする?
そして、音楽における最高に楽しい遊びは、トリビュートにある。
なぜなら最も「気持ち」を音に乗せることができるからだ。
そのトリビュートの流れに加わることは、誰にだって出来る。だってこれは、単なるきっかけにすぎない。
自分の世界を広げたいとは常々思っているけど、そこに乗ってくれた人の世界も広げたい。むしろそっちの方が面白い。
そんな大人の遊びにどこまでもつきあってくれる最高に粋でパンクなお店に、今日もしびれまくり。
20年に1度の大雪とあいまって、忘れられない日になるでしょう。