喜多方の思い出

  • 2018年12月1日
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この前久々に喜多方に行って、120店もラーメン屋がひしめいている状況と壮大な磐梯山の対比が面白くて、今度3日くらいゆっくり滞在してみたいと思ったわけです。

喜多方にはちょっと思い出がある。
もう20年近く前の社会人1年目の時。「青春18きっぷ」で乗り鉄をしていた冬。
夜、「喜多方ラーメン」ってどんなラーメンだ?と思い、磐越西線の喜多方駅で降りて、駅前通りのお店に適当に入店。
素朴な味だけど何か美味いなぁと思って食べてたところ、店主が「どこから来たの?」と話しかけてきた。
今年から就職で東京に出てきた、みたいな話をして、全然知らない喜多方の事を色々教えてもらって盛り上がっているうちに、その日に帰宅するために乗る必要のあった電車を逃す。

「上に泊まって行け」と言われ、ラーメン屋さんの2階の部屋に案内されて、布団を敷いてもらって寝た。
「戸を開けておくから、朝は勝手に出て行ってくれ、何も挨拶しなくていいから」と。知らないラーメン屋さんで、突然の宿泊。アドリブの旅である。
翌朝になってラーメン屋を出て、朝もやが降りる喜多方の街を歩いて駅に向かい、帰ったとさ。

年末に帰省した時、そのことをオカンに言ったら、オカンがラーメン屋さんにお歳暮を送っていた。
するとラーメン屋さんからも返礼があったりして。

それが僕の初めての「東北」の体験。

あの店はどこだったかな?と車で駅前通りを走ってみたけど、もうさっぱり分からずでした。


会津地方のローカル飲むヨーグルト。吸い出すのが大変


喜多方ラーメン「来夢」