青春18きっぷで行く旅2018冬 その2
先週、喜多方に行ったばかりだというのに、また旅に出ることになった。
今度は長野方面を目指してみることにした。まずは松本に!
今回は武蔵溝ノ口駅からRIDE ON TIME!立川まで行き、そこから中央線だ。
しかし青春18きっぷは夢がある。沖縄以外、「どこにでも行ける切符」だ。
ただし、行きたい所に行こうと思ったら、ちゃんと計画を立てないとたどり着けないし、帰れない。
そういうゲーム性がある。
高尾と甲府で乗り換え。甲府から松本までは、こいつが運んでくれる。
電車では久しぶりの松本!さっそくそばを
着いたー松本!
以前、松本に来たのは10年以上、いやもっと前だったかも知れない。
しかもその時は、ろくにぶらつかずにいたので、ちゃんとステイするのは今回が初めてだ。
駅前の通りってこんなんなのか!
早速、気になる店はこの並びの手前にあるところ!
小木曽製粉所の松本駅前店!
ここは長野ローカルのそばチェーンで、松本駅前店だけが立ち食いスタイル。こういう所に行きたかった!
駅ナカじゃないけど、駅の隣の立ち食いなんで駅そばということで。
全品500円とナイス価格! 信州の本格的なそばをカジュアルに楽しみたい。
ここでは冬季限定の「木曽すんきそば」をオーダー!
揚げ物はセルフスタイルで自分で取る。
ここに「山賊焼き」があるのが松本だ!!
ということで「木曽すんきそば」と「山賊焼き」「玉子天」で。
すんきというのは、カブ菜を乳酸菌発酵させたもので、酸っぱいのだけど、これがふんだんにトッピングされてる!
そして麺のそば感も素晴らしかったです。いきなりハート鷲づかみにされました。
でやっぱり松本といえば山賊焼き! 焼きと言ってるけど、揚げてる。
唐揚げと言ってしまえば唐揚げなのだが、ちょっと違う!
もも肉で柔らかくて美味いなぁ。
街歩きが楽しい街
城下町である松本は、街歩きが凄く楽しいところでして。ここ「なわて通り」は江戸地代の街並みが良い感じに再現されている。
たくさんの雑貨屋とか。あと模型屋とかもあったりして。
たい焼きは甘さ控えめで美味しかったし。
で、しばらく歩くと激シブな感じの喫茶店がありまして。
「珈琲 まるも」
クラッシックが鳴り響く店内は、猛烈にアンティーク! 雰囲気ありまくり空間に圧倒される。
ここでは「まるもブレンド珈琲」を。これも素晴らしくコクのあるコーヒーで、素晴らしい!
本日泊まる宿はまさに古民家のゲストハウス
ここで宿泊するゲストハウスにチェックイン!
本日のキャンプ地は「東家」さん。
古民家をリノベーションしたゲストハウスです。
といっても古民家らしさが十分に残されていて、よそのおうちに泊まるような感じ。
夜の松本はまた違う表情を見せる
さてここからは夜の街歩きタイム!
まず松本城。うっわ、すげぇ。
ライトアップされた松本城の幽玄な迫力!
風が無ければ完璧な「逆さ松本城」が撮れただろう。
年季の入った銭湯もあったりして。
向かったのは、中華料理店「テンホウ」渚店!
テンホウは、長野県南部地方にチェーンする中華料理店。あふれるソウルフード感は、「長野版の餃子の王将」とでも言えそう。
テンホウの定番といえば、タンタンメン。ちょっと他に無いタイプのタンタンメンだけど、物凄く食べやすい!
で、餃子がまた独特な餡をしてるんです。
隠し味としてシナモンとか八角が入ってるという。
この餃子も最高に美味い、そして他の店には無い味で最高!
夜のなわて通りは、雑貨屋などの多くの店は閉まってるけど、数店の居酒屋だけは燈が点っている。
ここ「ちくま」さんにIN!
カウンターだけのこじんまりとした雰囲気の最高な店で、店主や地元の人達と話したりしながら、地酒とかネギなどを食べたりした。
ラジコンやミニ四駆が置いてあったりと店主の趣味が発露するお店で、DJしてるという話をしたところ、「瓦に行った方がいいよ!ちくまで紹介されたと言ったらいいから」と言われたので、行ってみることに。
あの「りんご音楽祭」を主宰している古川さんがオーナーのお店だとか。
ええっ、松本の、ここから徒歩圏内にあるとは!?
そりゃ行くでしょ!
ひたすら田川沿いの道を歩いて行くと…
おおっ… なんか、4つ打ちキックの低音が微妙に漏れてる民家がある!
あった! 「瓦」こと「瓦RECORD」!!
すげ~~!! ほんとにただの家だ!
今日はこんなパーティをやっているようだ。
さあ入店!
ちなみに土禁なので靴を脱ぐ! 人の家だ!
おお、スゴイ! ラウンジとダンスフロアがある!!
しかも結構な爆音で、ちゃんと音が良くて気持ちいい!
バーカウンターはこんな感じ。
ほぼ満員といっても良いほどの日本人と外国人のお客さんで盛り上がっており、素晴らしい空間。全く心の準備をしていなかった自分には衝撃であった。
素晴らしい出合もあった。いつかDJで出演してみたい!
こうやって、フラっと来ただけなのに楽しすぎる松本の夜は更けていくのでした。