2020年 買って良かったものTOP3

今年もそろそろ終わりです。
フリーランスになって1年目。色々買ったような、あまり買ってないような…そんな年でしたが、今年買って良かった物を3つレビュー!

第1位 Google Pixel4a

いきなりスマホ。
今年はこれまで12年使ってきたiPhoneをやめ、Androidに乗り換えた年となりました。
iPhone3Gから始まった僕のiOSライフは、iPhone7で一旦終わりました。

そして迎えたGoogle Pixel4a。たった4万3千円税込みのボディに、まずまずの性能のCPUを搭載。ストレージも128Gとそんなに大きくないし、防水も付いてないのですが、もうこの機種、気に入りまくり。

始めてAndroidを触ったのは2010年、htc DesireでのAndroid2.1時代。あの時はこんな使いにくいOSに、めちゃくちゃ加熱する本体最悪…と、とにかく印象が悪かったのに、こんなにもAndroidが自分の手に馴染む時代が来るとは。

Pixel4aで気に入ってるのはカメラ性能。特に暗い感じの所で良く写ってくれる。
それとヘッドホン端子があるところ。
当方、いまだにKOSS PortaProという化石ヘッドホンを愛用しており、ヘッドホン端子があると嬉しい。

あと、毎年9月に行われるAppleのキーノートで、「今度出るiPhoneはスマホ界最強」「これまでの機種の3倍速くなった」「カメラ性能は一眼レフいらず」という強いワードに刺激され、「俺のiPhoneはもう古いんだ、買い換えなきゃ」と思わされ、そして直後に配信されるiOSの新しいバージョンを入れたら実際に微妙に重くなる…という、Apple奴隷から完全に解放されたことが大きい。

Apple製品はマーケティングが強い。製品ラインナップはシンプルで、新しいのが出たら「これは新しいんだ」とすぐに分かるようになってるから、AppleユーザーはAppleのことだけ見て、「次のiPhone買おうかどうか」と考えるようになる。
間違えても「次のiPhoneを買うかOPPO Find X2を買うか迷う」なんてことはないし、「次のMacBookを買うかHUAWEI Mateboox Xを買うか迷う」なんてことはない。Appleユーザーが見るのは常にApple製品だけ。そこに必要なのは金。金があれば解放される。

そこから解放されてGoogle文化圏に飛び込んだ今、どちらもアメリカのGAFA組とはいえ、なんとなく気持ちが平穏になった。とりあえず、しばらくはこれで。今年買って一番満足してるくらいの、良い買い物だった。

第2位 Lenovo ThinkPad X390

またThinkPadかよ!と自分でも呆れる。上で「Apple信者はApple製品しか買わない」などとDisっておきながらThinkPadばっかり買う自分の同じ穴のムジナみにガックリ来る。いやでも、これでも吟味したんです、色んなメーカーを。

10万円未満で買おうと心に決めつつも、持ち歩けて、軽くて、仕事に使えて、DJもできる。10万円しか出さないのに結構な欲張り仕様になると、これが案外無いんです。そりゃそうでしょ。この時点でLet’s noteとかVAIOは買えない。もちろんMacBookも買えない。

CPUはi5でいいけどUSB-C PDで充電できて、USBの口は2つ以上、本体は1kg前後、キーボード配列はマトモで、キーボードのバックライトもある、CPUはIntelで…となると、もうDELL InspironとThinkPadくらいしか残らない、マジで。

で、なぜこのサイズで最新のThinkPad X13でなく1つ前のX390なのかというと、型遅れなのでクーポン割引がデカいのです。半額以下になる。というわけで俺の何代目かのThinkPadが来ました。

本体はチョイ軽で、チョイ薄。キーボードの打鍵感はナイス。ファンの音も静か。液晶の色合いはダメで、グラフィック性能も低いからGoogle Mapの拡大縮小がカクつく。メモリはオンボード8Gで増設不可ってのが痛い。でもまあいいか、と思える感じ。結構満足してます。なんせ10万もしないのだから。

これを2TのM.2 SSDに換装するのが目的で、家のiTunesライブラリがまるごと入った。かなり柔軟にDJの曲を揃えたぞ、と気分上々になったがコロナでイベント無し、みたいな。ThinkPadでDJするやつも見たことない。

ThinkPadロゴ入りの専用ソフトケースも同時購入して、それに入れて持ち歩くとオーナーメント感が高まり、なんか嬉しい気がする。

第3位 SONY Eマウントレンズ 10-18mm F4 SEL1018

えーレンズかよ!って感じでもっと他に良かったものは無かったのか?と思いました、さすがに。
いや今年、GoPro HERO9とかSONY α6400とかDJI MAVIC AIR2とかDJI OSMO POCKETとかなんかそれなりに買ってるんだけど、このレンズが大活躍してくれたので3位にランクイン。

ソニーのEマウント向け広角レンズであるところのSEL1018。APS-Cセンサーのα6400で使ってるけど、もう空が広くバーンと入る。アホみたいに広い世界が撮れる。それでいて色味もグッドで、細部の描写もビシっと決まってくれる。えええっ、α6400の標準ズームレンズで撮った画質と全然違うやん!あの色味とか4隅の描写の甘さとか何なん?って、絶対思うやつ。レンズを変えるだけで激変するのがカメラの面白い所であり怖いところ。

今年はこのレンズを利尻島に持って行ったし、アートにエールを!作品のために琵琶湖でも撮影したし、箱根にも持って行ったし、石山寺の紅葉ライトアップにも持って行った。

中心から放射状に伸びる法線がパーンと気持ちいい。これぞ広角。
広角の面白さと同時に、ビシッとした描写力のあるレンズでした。

ということで、小粒な買い物しかしていない2020年では、この3つが良かったです。