利尻島に何度目かの上陸をして 前編

先週、利尻島に行ってきた。
北海道の北の果てにある、利尻山がそびえる離島である。
これ、もう7回目の利尻島みたい。

なんでそんなに何度もこの島に行くの?と問われると、明確な理由は無い。
何か漠然と、「ここは良い場所だ」と感じるものがあるから、である。

利尻山は日本百名山の1番目であり、登山家には人気の場所だが、登山の趣味が無い僕はいまだに登っていない。
遠くから、圧倒的な存在感のある利尻山の稜線を眺めているだけで十分満たされるし、癒やされるし、何かしらのパワーをもらえる。
それだけで「良い場所」と感じるのに十分である。

初めて行った2001年にその絶景に感動してから、2002年に2回、2004年、2007年、2016年と行った。
2002年は3月という冬のシーズンに上陸しており、雪に閉ざされる利尻島も経験した。

去年行った時はその前から9年ぶりで、稚内駅もフェリーターミナルも色々と変わっていたが、山だけは全く変わらなかった。
去年の夏は自分の心身の調子がいまいちな時期で、この山の景色を見て大いに救われた。
やはり何か圧倒的なパワーがある。

でも島には基本的に何も無い。温泉が2つ、あとはひたすら昆布と、最近不漁で高くなってしまった最高のウニ、くらい。
最近は最高に美味しいラーメン屋「味楽」というのもある。

それくらい。基本、何も無いから、余計に山の存在感が引き立つ。

鴛泊フェリーターミナルの近くに去年開業した「うみねこゲストハウス」さんに、去年に続いて今年も宿泊させてもらった。
ゲストハウスなので素泊まりは当然。ホテルのようなあれこれは何も無い。
でも、窓から利尻島がズドーンと見える! 泊まった人と仲良くなれる! 以上!
というところだ。

刻々と変化する利尻山は、どれだけ見ていても飽きない。
日が長くなって、夕暮れの利尻山を見ながらビールを飲む。
それ以上の贅沢があったら教えて欲しいというものだ。

今回はあいにく天気にはあまり恵まれなかったが、それでも随分癒やされた。
まだ行くつもり。定期的に、こういう旅が必要だ。

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