「よろしくお願いしまする」

「よろしくお願いしまする」

物心ついた頃に初めて「ワープロ」に触れた時から、今に至るまで、当方の日本語入力は「かな入力」である。

世間では「ローマ字入力」が当たり前という雰囲気なので、かな入力は珍奇な目で見られるが、当方これが普通であり、最も自然だと思っている。

一文字打つのにキーは1つ押すだけなので、ローマ字入力と比べると入力が速い。ブラインドタッチも出来る。
かな入力の生産性の高さについて、社会的にもっと優遇されてしかるべきである。

が、かな入力特有の入力ミスというのがある。
それは、句読点の「。」の入力だ。

「。」を入力するのは、SHIFT+「る」である。
ここ、急いで入力したり、雑に入力したりしていると、SHIFTを押すタイミングが合わなかったりして、「。」を「る」として打ってしまうことがある。

これが微妙に、文章としておかしな感じになるから厄介だ。

例えば、
「よろしくお願いします。」
だと
「よろしくお願いします
となる。

しまする。古式ゆかしい。どこか、武家か何かの言い方だろうか。

大昔、会社内のメールにてこのタイプミスをやらかし、「しまする」をネタに、上司からわざとらしくゲラゲラ笑われたことがある。

そりゃローマ字入力派には絶対起こらない間違いなので、「しまする」と普段から言っている古式ゆかしい変な人間、みたいな所がツボに入ったのだろう。そんなアホな。

これ、かな入力派の人には、分かるかなぁ。

ちなみに、ローマ字入力の人は
「お願いしまうs。」
ってタイプミスしたりする。
これはローマ字入力特有のタイプミスだ。

この種類のタイプミスを見る度に、「ああ、この人はローマ字入力なのだな」と思う。

ところで、「笑う」をテキストで表現するときに、文末に「w」を付けるというネット文化がある。
オッサン世代が特によく使うやつだ。

あれは「わらう」=「warau」の略であり、ローマ字入力文脈で生まれたもので、かな入力派にとっては全く関係ない。

でも、たまに「w」を使うために、いちいち英数に変換して「w」を入力しているかな入力派の私である。