桜が満開の石山寺
近所の寺、マイ寺こと、石山寺。
高校時代、この寺の山門前の道をチャリこいで通学していた。
桜も満開になってるけど、コロナの影響で人はまばら。
2020年にこんな石山寺になるとは、ここで源氏物語を書いたとされる紫式部も驚くだろう。
そんな石山寺、山門前にあるお土産屋さんに「揚げみたらし団子」というのがある。
その名の通り、みたらし団子を揚げている。
味は「自家製しょう油だれ」「特撰きな粉」「梅の香」「味わい抹茶がけ」の4種類がスタンバイしている。
気になるので全部食べてみた!
揚げみたらし 「自家製しょう油だれ」味
まずはスタンダードな「自家製しょう油だれ」!
あっ、これ素晴らしい。トラディショナルなみたらし団子の味のまま、表面がカリッとなっていて、食感が面白い。
初めて食べたとき、揚げたこ焼きで人気の「築地銀だこ」を思い出した。
甘辛な味付けのバランスも素晴らしい。まずは基本の「自家製しょう油だれ」から始めると良いかも。
揚げみたらし 「特撰きな粉」味
これが「特撰きな粉」!
その名の通り、きな粉がたっぷりまぶしてある。
きな粉と揚げみたらしの組み合わせって、ちょっと今まで食べたことのない食感かも?
いわゆる、きな粉きな粉した感じ(どんなんや)に、表面がカリッ、中はモチモチ、という揚げみたらしとのマリアージュ。
これは新しい。
それにしてもきな粉がボロボロこぼれるので、食べ方注意!
揚げみたらし 「梅の香」味
見た目は自家製しょう油だれっぽいけど、味は全然違ってて、梅のサワーなテイストが全面に出てきている。甘さも控えめ。
この梅の感じがリアルだなと思ってよく見ると、
梅肉たっぷり。
なるほど、梅の酸味をたっぷり味わえるのが、梅の香味。
春らしい、この季節には最高の味!
揚げみたらし 「味わい抹茶がけ」味
抹茶味のみたらし団子ってどんなんよ? と思って食べてみた。
そうすると予想以上の抹茶感。これが一番の変化球かも知れない。
抹茶の香りが漂い、何だか抹茶スイーツを食べているような感じすらする。
4つある味の中では最もスイーツ感が強いかも。
抹茶パウダーに寄ってみた。寄りすぎて結晶の形まで見える。
「味わい抹茶がけ」は唯一の200円。それでもこの独特の抹茶感、一度は味わってみて欲しい逸品。
今日が満開かな。